注射の後で… (その1)

投稿者: | 2021/10/22

昨日(2021/10/21)は、二回目のコロナワクチンの注射の日。自宅近くの会場は満員で二子玉川の会場まで足を延ばすことに。天気も良いので徒歩でてくてくと行く。自宅からはおよそ40分。二子玉川は私が子供だった頃の面影はゼロに近いほど変貌している。会場は旧二子玉川仮設庁舎。ここは確か都立玉川高校の跡地。中学生の頃、文化祭を見に行った記憶がある。

9:30の予約なので5分前くらいに到着してすぐに受付、待たされることなくスイスイと進んで15分待機。10時前には無事に解放。今日(2021/10/22)になっても発熱せず。ただ注射した辺りがやや痛いかなというくらい。何でもなくてよかった。

せっかくニコタマ(二子玉川のことをこう呼んでいた)に来たので周囲を散策。以前から気になっていた「玉川大師」へGo。「地下佛殿」とは何だろうと何もわからないまままずは本堂にお詣り。脇に掲げられている額によると本堂の地下を一周すると「四國八十八か所霊場」、「西國三十三か所霊場」にお詣りしたことになる、らしい。昭和初期に建築されたとのこと、興味がわく。

本堂に上がり、係の人から説明書きを受け取る。注意事項やお詣りについての作法などが記載されている。よく読んでから、参拝料を収めて入口の階段に向かう。なお、お詣りは素足でなければならないので靴下を脱ぐ。真の暗闇で右手を胸の高さあたりで壁に這わせながら恐る恐る進む。説明書きに記載されていたように、壁に穿たれた部分に五鈷杵(ごこしょ)があるとのこと。ありました、これで弘法大師さまとご縁が結ばれるたことになります。さらに進むとだんだん明るくなり(と言っても薄明かり)仏像が並ぶところに出ます。「四國八十八か所霊場」の第一番から左右にほぼ順番通りに大師様が並んでおられます。 続いて「西國三十三か所霊場」。熱心な方は一箇所ずつゆっくりとお詣りしていました。最後の部屋には「霊場満願打ち上げの鐘」と書かれた銅鑼があり、これを鳴らして終了。真の暗闇は全体の1/3程かなという感覚。あとは霊場巡りのために薄明かり。これで一応「四國八十八か所霊場」と「西國三十三か所霊場」の巡礼を一回ずつ終了したことになる。なお、地下霊場へのお詣りは、一日一回限りとの注意書きが掲示されておりました。私は仏教徒ではないのだが、本当に八十八か所の徒歩巡礼をやってみたいなと思った次第。

信州善光寺のお戒壇巡りは真の暗闇が延々と続いていたと記憶しているので、暗闇好きにはちょっと物足りないかも。善光寺さんのお戒壇巡りでは、途中に「鍵」があって、触ることができると「極楽往生」が約束されるという運試しみたいなものがありますが、玉川大師の方にも同様のものがありました。やはり人間は「運試し」が好きなんでしょうねえ。

さて、この後は「大勝庵 玉電と郷土の歴史館」にお邪魔しましたが、詳しくは次の投稿で。

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