「大杉侃二朗」の仕事

大杉侃二朗

松竹の俳優、大杉侃二朗(おおすぎ・かんじろう)の出演作をリストアップする。

この俳優を気にしだしたのはいつ頃からだろうか、あまり記憶にない。1960年&1970年代の松竹映画でたまに見かけていたので顔を覚えてしまった。俳優名は後から分かった。戦前の作品も積極的に見るようにしていたら、この顔に出会ったりした。クレジットを見ると大杉侃二朗ではなく別名義になっている。たまにノンクレジットでの出演作もあるので未見の松竹映画では脇に写る人もチェックしなければならなくなってしまった(笑)。

大杉侃二朗に関しての情報はWeb上にはほとんど見当たらない。出身は東京市本郷区、本名は「加藤恒雄」ということ位しか明らかになっていない。

ブログに大杉侃二朗に関する記事をアップしてあるのでご笑覧いただければ幸いである。記事はコチラ

このリストは、筆者が映画を観て見つけた(確認した)ものであるので勘違いがあるかもしれない。未見の作品は未掲載。おかしな点があれば情報をお寄せいただければ幸いである。情報提供やお問い合わせはコチラからどうぞ。

・作品名は公開日(確固内の日付)の昇順にソートしています
・製作会社が複数ある時は「=」を区切り文字としています
・外国映画は2行目に原題をイタリック体で表示しています

作品名
【映画】





説明
花形選手
(1937/10/9、松竹)
× × 行軍中の学生。ハイキングの女性たちが乗ったトラックに追い越された直後のカットで、隊列後方にいる
按摩と女
(1938/7/7、松竹)
《大杉恒雄》。按摩
都会の奔流
(1940/6/13、松竹)
《大杉恒雄》。金沢喜郎(三井秀男)の悪友のひとり小川。いつも学生服に眼鏡。金沢喜一郎(武田春郎)のお通夜シーン、「カンダサロン」で騒いでいるシーンなど
西住戰車長傳
(1940/11/29、松竹)
× 《大杉恒雄》。クレジットでは「第十八路軍兵」役だが、戦車隊の食事シーンに写っている
みかへりの塔
(1941/1/30、松竹)
《大杉恒男》。
戸田家の兄妹
(1941/3/1、松竹)
× × 写真屋(谷麗光)の助手。詰襟服
暁の合唱
(1941/6/12、松竹)
× × バスの乗客。花嫁一行の一人。丸刈りで「山中屋」と書かれた角樽を出にしている。車内でおにぎりを頬張る

(1941/8/26、松竹)
《大杉恒雄》。按摩
女醫の記録
(1941/11/23、松竹)
× × 女医たちの荷物運び
父ありき
(1942/4/1、松竹)
《大杉恒雄》。金沢の中学生。修学旅行の宿で友人と会話する「これいくらや?」。丸刈りで学生服姿
夢を召しませ
(1950/3/12、松竹)
《大杉陽一》。
醜聞(スキャンダル)
(1950/4/30、松竹)
《大杉陽一》。カメラマン
東京キッド
(1950/9/9、松竹)
《大杉陽一》。
東京新撰組
(1950/11/11、松竹)
《大杉陽一》。
善魔
(1951/2/17、松竹)
《大杉陽一》。
カルメン故郷に帰る
(1951/3/21、松竹)
《大杉陽一》。山羊を連れた村人。カルメン(高峯秀子)たちを見て「なんだいありゃ?」
自由学校  <渋谷実監督版>
(1951/5/5、松竹)
《大杉陽一》。駒子(髙峰三技子)と隆文(佐田啓二)に強盗を働こうとする悪漢。タオルを覆面代わりにしている。助けに来た平さん(笠智衆)に覆面を剥がされ、痛めつけられて這う這うの体で逃げ去る
白痴
(1951/5/23、松竹)
《大杉陽一》。
NHK放送ラヂオ小説より 天使も夢を見る
(1951/9/7、松竹)
《大杉陽一》。
海の花火
(1951/10/25、松竹)
× × 呼子玉競輪場店舗の客。店内での相川仁吉(坂本武)が絡むいざこざを眺めている
伊豆の艶歌師
(1952/4/10、松竹)
《大杉陽一》。
こんな私じゃなかったに
(1952/8/7、松竹)
《大杉陽一》。
学生社長
(1953/1/3、松竹)
《大杉陽一》。
新東京行進曲
(1953/4/8、松竹)
《大杉陽一》。都電の車掌
姉妹
(1953/4/29、松竹)
《大杉陽一》。田園調布駅前で犬を捕獲している犬殺し。連れて行こうとする犬を「可哀そうだ」と言って美鳩(美空ひばり)がもらい受ける
日本の悲劇
(1953/6/17、松竹)
× × 温泉旅館「伊豆花」の客。終盤の宴会で歌いながら締め太鼓を叩いている。その右隣には谷よしの。他のカットにも写っている
君の名は 第一部
(1953/9/15、松竹)
《大杉陽一》。
東京マダムと大阪夫人
(1953/10/7、松竹)
《大杉陽一》。洗濯機の配達人(月賦の集金にも来るので電気屋らしい)
君の名は 第二部
(1953/12/1、松竹)
《大杉陽一》。
この広い空のどこかに
(1954/11/23、松竹)
《大杉陽一》。森田屋酒舗の立ち飲みコーナーの客。序盤、競輪帰りらしい二人連れの一人、もう一人の役者は不明。味噌を舐めながら飲んでいる
あなた買います
(1956/11/21、松竹)
《大杉莞児》。運転手
抱かれた花嫁
(1957/7/14、松竹)
《大杉莞児》。美茄子座の役者。保(大木実)にヤラセ芝居を依頼されるシーン、実際に現場の鮨忠本店に行った時のシーンの2度登場
喜びも悲しみも幾歳月
(1957/10/1、松竹)
× 観音埼燈台職員(昭和7年)
黒い河
(1957/10/23、松竹)
《大杉莞児》。
娘三羽烏
(1957/12/28、松竹)
× 《大杉莞児》。女剣劇役者古川(関千恵子)が所属する劇団の劇団員。中盤、上野公園で古川(関千恵子)と立ち合いの真似事をする。着流し姿
モダン道中 その恋待ったなし
(1958/7/13、松竹)
× 《大杉莞兒》。ヌード撮影会の参加者。八戸の蕪島で行われている。世話役(内海突破)は題して「ウミネコと裸女」と言って宣伝している

(1959/3/4、松竹)
× 意気消沈した松村三造(石浜朗)を中山啓信(渡辺文雄)が誘う安酒場に顔を出すギター流し
体当りすれすれ娘
(1959/8/23、松竹)
× × スリー・キャッツと西条健太郎(伊藤雄之助)が電車に乗っているとき、恵子(九条映子)に足を踏まれる乗客。踏まれて吃驚するだけ
グッドナイトより 真夜中の処女
(1959/11/29、松竹)
× × 山下(森美樹)たちタクシー運転手の行きつけの店、北京料理「東●飯店」のおやじ。中盤から終盤へかけて3回ほど登場。白い割烹着を着てカウンター内で調理している
火の壁
(1959/12/15、松竹)
× × とり江(桜むつ子)が女将の居酒屋のお客(カウンターに着席)。帽子着用のままで一杯やっている。真横からのショットなので自信なし
彼女だけが知っている
(1960/2/2、松竹)
《大杉莞児》。夏山綾子(小山明子)が襲われた現場に通りかかる酔客の一人。酔って「きよしこの夜」を歌いながらやって来る。もう一人(役者?)が工事現場の柵を家と間違えているのを止めている。背広にコート、クリスマスの三角帽子。夜のシーンなので分かりにくい
私は忘れない
(1960/7/1、松竹)
《大杉莞児》。黒島の郵便配達夫。冒頭で赤間先生宛(小坂一也)の手紙を本人に手渡しする。終盤の大里小学校避難所にもいる(谷よしのの左)。鼻の下にチョビ髭
笛吹川
(1960/10/19、松竹)
《大杉莞児》。おけい(高峰秀子)の嫁入りの荷物を運ぶ男
人間の條件 第五部・第六部
(1961/1/28、文芸プロダクションにんじんくらぶ)
《大杉莞児》。畑の中国農民
永遠の人
(1961/9/16、松竹)
× 第1章、小清水平兵衛(仲代達矢)の復員を祝う宴会の出席者。腹掛けしているような格好
のれんと花嫁
(1961/12/24、松竹)
× 長崎開花堂に石原城兵衛(伴淳三郎)を呼びに来るおくんちの衆
からみ合い
(1962/2/17、松竹)
《大杉莞児》。飯坂六区ヌードスタジオ受付の男
流し雛
(1962/3/3、松竹)
× 《大杉莞児》。「のど自慢素人演芸会」の出場者。橋幸夫の「南海の美少年(天草四郎の唄)」を手振りを交えて熱唱するが、鐘ひとつ。鐘が鳴った時のリアクションが見事
クレージーの「花嫁と七人の仲間」乱気流野郎
(1962/4/15、松竹)
《大杉莞兒》。ベッドハウスのバタ屋。植村三郎(植木等)が泊っているベッドハウスで酔って「スーダラ節」を合唱しているシーン、三郎に話しかけて酒をすすめる。橋の袂で植村三郎(植木等)と作業するシーンの2度登場
山河あり
(1962/4/29、松竹)
× × プロローグで移民船の上から富士山を眺めている
霧子の運命
(1962/5/27、松竹)
《大杉莞児》。村の助役
二人で歩いた幾春秋
(1962/8/12、松竹)
× × 野中義男(佐田啓二)の工夫仲間。お正月の宴会シーン、皆で手拍子をしながら歌っている、画面右端に写る。台風の日の緊急出動シーンにも登場、画面左端に写る
かあさん長生きしてね
(1962/10/13、松竹)
× 《大杉莞児》。芳野(田中絹代)が食堂で働いている工場の従業員。画面奥の方で機械操作をしている。全く自信なし。他にそれらしい出演箇所は気付かず。コマ落ちが激しいフィルムだったので欠落箇所にいたのかもしれない
続 愛染かつら
(1962/10/24、松竹)
《大杉莞児》。川湯開拓診療所の小使
裸体
(1962/11/8、文芸プロダクションにんじんくらぶ)
《大杉莞児》。左喜子(瑳峨三智子)を疑ったお詫びに好きなものを買ってやる佐々木(千秋実)のシーンで立ち寄ったアクセサリー店のおそらく店主
魚河岸の旋風娘
(1963/3/3、松竹)
× 《大杉莞児》。河岸の人。場外の飲食店経営者だろうか。京都旅行や結婚披露宴などに登場
七人の刑事 女を探がせ
(1963/4/14、松竹)
《大杉莞児》。「須田順吉」の下宿の大家
女弥次㐂多 タッチ旅行
(1963/7/13、松竹)
× 宮古の元遊郭の旅館主人
見上げてごらん夜の星を
(1963/11/1、松竹=マナセ・プロダクション=ビデオ・プロモーション)
《大杉莞児》。畑の作業員(三浦半島)
踊りたい夜
(1963/12/14、松竹)
× × 下関のキャバレーで南真理子(水谷良重)に絡む酔客
現代金儲け物語
(1964/2/1、松竹)
《大杉莞児》。競輪場近くの飲み屋のおやじ。米造(加東大介)と山本(三井弘次)が入店してくる。正面から写るカットはない、横顔のみ
三匹の侍
(1964/5/13、松竹=さむらいプロダクション)
× 終盤で土下座している農民
明日の夢があふれてる
(1964/12/12、松竹)
《大杉莞児》。上野東照宮のバタヤ
この声なき叫び
(1965/1/30、松竹)
《大杉莞児》。佐々木辰子(荒木道子)の葬儀の参列者、長屋の住人っぽい
運が良けりゃ
(1966/3/19、松竹)
× 《大杉莞児》。長屋の住人。風車を刺してある盥を頭に載せているカットがあるので飴屋のようだ。全編を通して頻繁にする
愛の讃歌
(1967/4/29、松竹)
《大杉侃二郎》。「待帆亭」の常連、日永島の島民らしいが職業は分からない。全編を通して頻繁にする
喜劇 一発大必勝
(1969/3/15、松竹)
× 《大杉侃二朗》。「保健所前」バス停から乗り込む爺様
とめてくれるなおっ母さん
(1969/6/7、松竹)
《大杉侃二朗》。隣のビルの親父
喜劇 深夜族
(1969/8/27、松竹)
《大杉莞児》。ミヨ子(早瀬久美)の行方不明だった父親。終盤、鬼頭刑事(藤岡琢也)の努力で捜し出してもらい、浅草署で対面するシーン。上野駅発急行「八甲田」に乗って帰省する際の見送りシーン
続 男はつらいよ
(1969/11/15、松竹)
× 《大杉侃二郎》。胃痙攣で緊急入院した寅次郎(渥美清)の病室シーンで、寅次郎のバイを聞いて笑ってる入院患者
高校さすらい派
(1970/12/16、松竹)
《大杉侃二郎》。小使
内海の輪
(1971/2/10、松竹)
× 《大杉侃二朗》。西田家の使用人。美奈子(岩下志麻)が出かけるときに見送りする。ワンカットだけ出演
あゝ声なき友
(1972/4/29、松竹=渥美清プロダクション)
《大杉侃二朗》。尾上団十郎一座座員
喜劇 男の子守唄
(1972/4/29、松竹)
《大杉侃二朗》。清造(フランキー堺)と太郎(小松陽太郎)が入った屋台のラーメン屋。太郎にチャーシューをオマケしてくれる。1杯100円
男はつらいよ 柴又慕情
(1972/8/5、松竹)
《大杉侃二朗》。プロローグにて、夢から覚めた寅(渥美清)が尾小屋鉄道金平駅から乗り込んだ列車の車掌。顔が見える正面からのショットがないのは残念
虹をわたって
(1972/9/29、松竹)
《大杉侃二朗》。水上ベッドハウス「蓮花荘」の住人。全編を通して登場。豆絞りのシャツ(手拭いのリメイク?)に腹巻き、鉢巻
塩狩峠
(1973/12/15、ワールドワイド映画)
《大杉侃二朗》。暴走する客車の乗客。「後押し機関車はつかないのか」などと語る。数カット写る
あした輝く
(1974/11/2、松竹=芸映プロ)
《大杉侃二郎》。終戦直後に大陸から内地へ帰ろうとする住民。貨車の中で今日子(浅田美代子)を宥める
おれの行く道
(1975/7/12、松竹)
《大杉侃二朗》。
夜霧の訪問者
(1975/10/10、松竹)
《大杉侃二朗》。奈良川信二(森田健作)が聞きこみをする油壺の人(魚沼の別荘について尋ねる)
瀬戸はよいとこ花嫁観光船
(1976/9/4、松竹)
《大杉侃二朗》。ストリップ見物帰りの青木大作(フランキー堺)と山村新一(山城新伍)が入った焼き鳥店の主人。黙々と焼き鳥を焼いている
八つ墓村
(1977/10/29、松竹)
《大杉侃二朗》。多治見家使用人?
化粧
(1984/5/12、松竹)
× 梅善堂の宴席の同席者
作品名
【TVドラマ】





説明
おれは男だ!
第1話「ウーマン・パワーをやっつけろ!」
(1971/2/21、日本テレビ=松竹)
× 《大杉侃二郎》。 銭湯「福の湯」の湯船につかっているおじさん。鼻の下に髭、頭に手拭い、眼鏡あり
おれは男だ!
第20話「さらば海の恋人よ!」
(1971/8/22、日本テレビ=松竹)
《大杉侃二朗》。スポーツ用品店のおじさん。剣道部マネージャーの長沢麻里(有吉ひとみ)が持ち込んだ剣道用具の修理を受け付ける

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